YAZAC-eye3

製品情報

運送事業者様向けドライブレコーダー

ドラレコは、事故記録から『事故予防』へ進化
YAZAC-eye3はこれまでの単なる『記録する』から事故削減に効果を発揮する
『予防安全』の機能を搭載した第3世代ドライブレコーダーです。
記録方式は、従来のトリガ記録と常時記録を合わせたW録で幅広いお客様のニーズにお応えします。

特長

第3世代とは

第1世代:トリガ記録

ドライブレコーダーに内蔵したGセンサが車両の事故や急ブレーキ等の衝撃を感知し、その前後の状況を記録する方式。
事故、ヒヤリハットデータの保存が容易であることが利点。

第2世代:常時記録

ビデオレコーダーの様にセットされた記録媒体に画像を連続して記録する方式。Gセンサが衝撃を感知しない画像も記録できる事が利点。
また、タクシーの防犯など新たなニーズを創出。

第3世代:予防安全

第1世代と第2世代の利点を融合し、トリガ記録と常時記録のW記録を実現。予防安全としては、ハザードMAP自動作成、モニター出力等の機能を搭載。
また、異常に即応できる様に画像送信機能を追加。

YAZAC-eye3の主な機能<予防安全機能>

ハザードマップ自動作成機能

運行実態に合わせた自社専用のハザードマップを作成することで危険箇所を顕在化し、事故削減に貢献します。地図はGoogoleMap、MAPDK5、プロアトラスの3種類に対応します。

日報出力機能

矢崎独自の解析で安全運転を点数評価した運転日報を出力することができます。

ゴミ除去フィルタ機能

常時記録とトリガ記録を完全両立したことで矢崎独自のゴミデータ除去フィルタを搭載。ヒヤリ・ハットの検索が素早く簡単にできます。
また、最大3個のGセンサが取付可能でカメラ位置によりGセンサの設定値を変えることでさらにヒヤリ・ハットデータ抽出を容易にできます。

モニタ出力機能

矢崎指定のモニタと連動することでカメラ画像をモニタにリアルタイムで表示できます。例えば、乗務員の死角をモニタで安全確認後、安心して走行または、作業を行う事ができます。

ヒヤリ・ハット簡単抽出機能

Gセンサが感知した衝撃以外に「急発進」「急減速」「バック走行(外部Ch)」等の信号に基づきトリガ記録ができます。この機能によりお客様のニーズに合わせた画像抽出が可能です。

自動保存機能

トリガ記録と常時記録の内、トリガ記録は、カードを挿すだけで一切の操作をせずに自動でデータ保存する事ができます。画像抽出の工数削減に抜群の効果を発揮します。

警報機能

スイッチユニット2接続で専用道の速度オーバー・エンジン回転オーバーの警報設定ができます。さらに速度オーバー・エンジン回転オーバー・連続走行時間警報の設定値手前で危険をお知らせする予告警報機能を追加しました。運転手の運転意識向上から、省燃費・事故予防につながります。

YAZAC-eye3の主な機能<その他の機能>

ETC連動機能

矢崎ETCと連動することで一般道/高速道の切替が自動で行えます。

デジタルタコグラフ連動機能

矢崎のデジタルタコグラフと連動が可能、デジタルタコグラフの安全日報にヒヤリ・ハット回数を印字することができます。

エコドライブ支援機能

矢崎が得意とするエンジン回転のデータ収集と解析が可能です。平成22年度EMS基準をクリア(※1)。さらにエンジン回転が設定値をオーバーした場合、音声でドライバーに警告する機能も搭載。省燃費の効果も得られます。

タイマー記録機能

ドライブレコーダーは車両電源がON時に記録をしますが、予めタイマーを設定することにより、車両電源OFF時も設定時間の記録ができます。荷降時のアイドリングストップ中も記録できます。

ディレー記録機能

タイマー記録と違い、車両電源OFF時にGセンサが衝撃を感知した場合のみ記録をする機能です。当て逃げ等に活躍します。但し、衝撃感知からドライブレコーダーが起動するまでの時間は記録ができません。

スイッチユニット2接続機能

スイッチユニット2との接続により、一般/高速、専用道、空車/実車、作業、運転者切替、イベントなどの情報が記録できます。車両や運転手の作業状況が日報に反映されます。

鮮明画像 昼間も夜間も周辺の状況をきれいに再生

矢崎独自の画像処理技術で、鮮明画像を実現しました。LEDはもちろん道路標識も鮮明に見えます。さらに夜間映像でのノイズが少なくなり、現場の状況をより正確にリアルに再現・解析ができます。

SSD接続機能

YAZAC-eye3/3Tと連動し、常時記録のデータを約140時間記録できます。(※算出条件により記録条件は変わります)トリガデータだけでは記録できない小さなヒヤリハットを見逃さず長時間記録ができます。

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システム構成例

ソフトウェア

YAZAC-eye3用アプリケーション

YAZAC-eye3で収集したデータの解析には、専用の解析ソフトが必要になります。また、YAZAC-eye3本体の設定には、設定ソフトが必要になります。

YAZAKIドライブレコーダー解析ソフト

事故発生時など矢崎ドライブレコーダー(YAZAC-eye3)にてSDカードに記録された画像データ、詳細データ(車速、G値等)をSDカードよりパソコンに読み込み、パソコン上で解析、表示するためのソフトです。

解析ソフトの動作環境

PC本体

インテルRCore2DuoRプロセッサ2GHz以上のCPUもしくは互換CPUを持つAT互換機

OS

MicroSoft Windows7(Professtional 32Bit版、64Bit版)
MicroSoft Windows10(Pro 32Bit版、64Bit版)

MicroSoft Internet Explorer6以降が導入されている事

メモリ

2GByte以上(3GByte以上推奨)

HDD容量

最低2GByte

保存データ量によりHDD容量の増設が必要になります。

主な機能

YAZAC-eye記録データの表示

YAZAC-eyeにて記録された情報及び記録画像を表示します。最大5カメラの記録画像の動画再生ができます。センサーグラフ(速度/エンジン回転数/加速度/外部CH情報)を表示します。

地図のスクロール表示

カメラの映像と同期した地図をスクロール表示します。ドライバビュー(速度メーター/エンジン回転メーター/3Dグラフ/ウィンカー/ブレーキ)を表示します。

ハザードマップ作成機能

トリガ記録データから発生場所を地図上に表示し、ユーザー独自のハザードマップを作成します。ハザードマップデータの登録/編集/印刷ができます。

画像の簡単検索機能

常時記録データの中から必要な記録データを条件設定を使い、簡単に検索できます。

速度チャートの表示機能

Yazac-eyeで記録したデータを用いて、速度チャートを表示します。

AVIファイル作成機能

Yazac-eyeで記録した常時記録データとトリガ記録データを、AVIファイルに動画変換できます。

ライブラリ作成・保存機能

常時記録データとトリガ記録データを、ユーザー独自のライブラリ(フォルダ)に分類できます。

安全運転日報の出力

速度チャートと共に、安全・経済運転分析を加えた1枚の安全運転日報を日付単位で作成します。ドライバー毎に詳細な運転指導をすることができます。

ランキング表の表示機能

運行データを評価し、「総合評価」「安全評価」「ECO評価」の評価種別毎にランキング表示します。

エコ運転実績表の表示機能

登録された給油データを元に算出された、エコ運転の実績を表示します。車両別の燃費やCO2排出量等が確認でき、日々のエコ運転を支援します。

詳細(スペック)

車載機器

YAZAC-eye3本体
外形寸法

W140mm×H29mm×D154mm(突起物を除く)

重量

約400g(カメラ、ブラケット、カード、ハーネス、GPSアンテナ除く)

動作電源電圧

DC9VからDC32V(12/24V兼用)

消費電力

約7W(オプション未接続時)

動作温度範囲

-20℃~+70℃ (但し、結露無き事)

時刻補正

GPSによる自動時刻補正

速度算出方法

速度パルス

カメラ接続数

最大5台(本体分離型)

衝撃センサ

3軸Gセンサ

YAZAC-eye3カメラ
メインカメラ
オプションカメラ仕様
赤外線カメラ
仕様
外形寸法 W23.4㎜×H23.4㎜×D37.9㎜
(ハーネス部及び突起部及びブラケット部を含まず)
W55.5㎜×H34.0㎜×D24.0㎜
(ハーネス部及び突起部及びブラケット部を含まず)
重量 約60g 約65g
総画素数 約30万画素 約30万画素
画数 水平120°
垂直84°
水平100°
垂直72°
全カメラ動作/保存温度範囲
動作温度範囲 -20℃~+70℃(但し、結露無き事)
保存温度範囲 -20℃~+70℃(但し、結露無き事)
YAZAC-eye3専用SDカードリーダ/ライタ
外形寸法

W95mm×H35mm×D75mm(突起物を除く)

重量

約85g

対応OS

Windows XP, Windows Vista, Windows 7

インターフェイス

USB2.0/1.1

動作温度範囲

0℃~+40℃

カードスロット数

2口

USBケーブル長

1.5m

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